ちょっと羽織るだけで、オシャレな雰囲気を出せるデニムジャケット。
クローゼットに1着は入っていることの多い、人気アイテムです。
そんな、使い勝手の良いデニムジャケットですが、着こなしによっては残念な印象に……。
35歳男性が、絶対にやってはいけないデニムジャケットの着こなしを、知っておきましょう。
正しい選び方、取り入れ方も、合わせてチェックしてくださいね。
NG着こなし例1:シャツ×デニムジャケット
シャツはシャツでも、Tシャツなら良いのですが、ボタン付きシャツの上にデニムジャケットを重ねるコーディネートは、絶対にNG! 選ぶジャケットの色にかかわらず、重たいイメージになってしまいます。
デニムジャケットを着こなすなら、ごちゃごちゃした見た目にならないように気を付けましょう。
NG着こなし例2:主張の強いTシャツ×デニムジャケット
デニムジャケット自体がシンプルな分、Tシャツで個性を出そうとする男性がいますが、こちらもNGコーデ。Tシャツのインパクトが強すぎると、デニムジャケットのカッコよさが負けてしまう結果になります。
Tシャツだけでなく、個性的すぎるパンツを選んでしまわないように、注意しましょう。
NG着こなし例3:デニムジャケット×ジーンズ
デニム×デニムのコーディネート。
オシャレだと思って、実践している方も多いと思います。
ですが、この組み合わせ。ファッションセンスが相当高くない限り、くどい印象になってしまうだけ。モデル体型の男性なら良いのですが、一般的な日本人の体型には合わないこともあり、お勧めできません。
NG着こなし例4:デニムジャケットのボタンを閉める
デニムジャケットの前ボタン、閉めていませんか?
洋画などで、デニムジャケットのボタンを閉じた、クールな着こなしを見かけますが、先ほどのデニム×ジーンズと同じで、細身でなければ似合いません。
窮屈な印象を与えてしまうだけでなく、閉じられるサイズを選んでしまった結果、ボタンを開けた着こなしの際に、ダラっとし過ぎてしまうことも……。
デニムジャケットは、ボタンを開けて着る!が基本と覚えておきましょう。
NG着こなし例5:デニムジャケット×白パンツ
意外にやってしまいがちなのが、デニムジャケット×白パンツ。
「爽やかなコーディネートだから、良いんじゃないの?」
そう思うかもしれませんが、35歳がこの着こなしをしてしまうと、無理して若作りしている印象に。
明るめカラーのパンツを合わせる場合も、35歳以降はベージュまで。
白や柄物は避けるようにしましょう。
デニムジャケットの選び方にも注意
着こなしだけでなく、35歳には似合わないデニムジャケットのデザインやカラーもあります。
これから新しく購入する方のために、賢いデニムジャケットの選び方も覚えておきましょう。
「ダメージ加工は好感度マイナス」
デニムジャケットにワイルド感を出そうと、ダメージ加工のアイテムを選ぶ男性がいます。
オシャレなダメージ加工のデニムジャケットも売られていますが、35歳以降は残念な印象に……。女性受けも悪いため、シンプルデザインのものを選ぶようにしましょう。
「体に合ったジャストサイズを選ぼう」
身体のサイズに合わないダボっとしたデニムジャケット。
傍から見ていて、これほど残念なビジュアルはありませんよね。若い頃は可愛い!で済むかもしれませんが、35歳男性は絶対に避けるようにしましょう。
ジャストなサイズは、ボタンを閉めた時に少しキツいと感じるくらい。
先ほども触れましたが、35歳からの前閉じはNGですので、閉じられなくても問題ありません。
羽織ったときに、体のラインがきれいに出るデザインを選びましょう。
「季節に合ったカラーを使い分けて」
デニムジャケットには明るいカラーのものと、ダークカラーのものがありますよね。だからといって、「年中着られるから……」と季節関係なく着まわしていたら、センスを疑われてしまうことも。
大人の魅力をアピールするためにも、春夏シーズンは明るめカラー、秋冬シーズンはダークカラーと、使い分けるようにしましょう。シーズンに入る少し前から、先取りしてコーディネートするのがおすすめです。
35歳男性はデニムをどう着こなすべき?
NGコーディネートやデニムジャケットの間違った選び方、「今までにやっていたかも……」という方もいたと思います。
それでは、30代後半からのデニムジャケットは、どう着こなすのが正解なのでしょうか?
次は、センス溢れる着こなし術をみてみましょう。
「ダークカラーのボトムで派手さを抑えて」
デニムジャケットを基本にコーディネートするなら、ボトムは落ち着いたダークカラーを選びましょう。特にブラック系は、細見えするのでおすすめです。ストレッチ素材のボトムを選べば、とりスタイリッシュに決まります。
「インナーはシンプルカラー、デザインのものを」
デニムジャケットの中に着るインナーは、極力シンプルなものがおすすめ。
ロゴなどが入っている場合も、ワンポイント程度に抑えておきましょう。
デニムジャケットと同じ色合いのアイテムは、避けてくださいね。
「インナーが黒系統の場合は、ボトムを明るく」
トップスのインナーを黒系統にした場合、ボトムがダークカラーでは重たい印象に。
上が黒なら、ボトムはベージュやカーキなど、やや明るいカラーを選ぶとしっくり落ち着きます。
まとめ
デニムジャケットは自分に合ったサイズ、年齢に合った着こなしを意識することで、着る人の個性を引き出してくれます。長く着られること、着るごとに色合いが変わっていくのも、デニムジャケットの魅力です。
「年齢を重ねたからデニムジャケットは卒業……」
ではなく、今の自分に合ったコーディネートを覚えて、上手に付き合っていきましょう。